技術への問い [ アンドル-・フィ-ンバ-グ ]

   

アンドルー・フィーンバーグ 直江清隆 岩波書店ギジュツ エノ トイ フィーンバーグ,アンドルー ナオエ,キヨタカ 発行年月:2004年03月 ページ数:350, サイズ:単行本 ISBN:9784000225304 フィーンバーグ,アンドリュー(Feenberg,Andrew) 1943年ニューヨーク生まれ。

1973年カリフォルニア大学(サンディエゴ)Ph.D。

現在サイモン・フレーザー大学(カナダ・リサーチ・チェア)。

哲学 直江清隆(ナオエキヨタカ) 1960年埼玉県生まれ。

1991年東京大学大学院理学系研究科(科学史・科学基礎論)博士課程単位取得退学。

現在山形大学(教育学部)助教授。

哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 技術、哲学、政治/第1部 技術の政治化(テクノクラシーと叛乱ー一九六八年の五月革命/環境主義と技術の政治)/第2部 民主的な合理化(技術的合理性の限界/主体性の問題/技術の民主化)/第3部 技術と近代(技術の批判理論/技術と意味/非純粋理性) 技術に関するこれまでの哲学的言説はいずれも、市民の関与を排除するテクノクラシーの進展を止める力にはなりえないのではないか?こうした問題意識から著者は本書において、従来の本質主義的な技術概念を再検討し、概念の新たな定式化を目指す。

1968年の学生叛乱、70年代の環境主義をめぐる論争、80年代のミニテルやAIDS治験をめぐるネットワーキングなどの豊富な事例の分析と、ハイデガー、フーコー、ハーバーマスや社会構成主義などとの理論的対決とを織り交ぜながら、市民による技術システムの占有戦略を説く。

社会と市民に開かれた“新たな合理性”概念を提唱する、“技術の哲学”への意欲的な試み。

本 人文・思想・社会 哲学・思想 その他

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